楽曲について

ザ・リローデッド

＊増子解説
空っぽになっちまったその胸の弾倉に最後に詰め込む弾丸は何だ？
もはや勝ち負けすら越えたロマンしか残ってない俺たちの明日の歌だ。

＊上原子解説
結成40年目の年を駆け抜ける、これぞ！という楽曲を作ろうという事になり、まずは歌詞先行で増子ちゃんに書いてもらいました。
その方が曲のイメージがし易いのと、やっぱり歌詞の世界観を一番大事に進めたいと思ったので。

すぐに上がってきた歌詞（いつも早い！）のサビ。『遠くも近くも見えづらくなっても〜』の一節がとてもインパクトがあって素晴らしいフレーズだなと。
最初は、え！？老眼？って(笑)
でも色々なメロを試して歌っていくうちに何だかすごく希望を感じて。とにかくここをガッツリ前向きに聴かせたい！と思いました。

最初はちょっとコミカルな曲風で進めていたのですが、いや！ここは思い切りキャッチーでPOPな路線の方が伝わるなと思い、方向転換！

ギター＆ベースのユニゾンリフのAメロから徐々に盛り上がって、サビでドカン！と皆んなで歌えるように。間奏はガラッとウェスタンな世界で。サビ頭の、スプライトが弾けるようなパーンという爽やかな音(笑)気に入ってます。

ギターがジャカジャーン、
極太リズム体がブンブンドンドコうねって
(音がめちゃくちゃイイ！！)
歌がイェー！！！
うん、やっぱりこのスタイルだわ(笑)

ライブではイントロのラーララララーから、是非皆んなで歌って欲しいな。

ハナオコシ

＊増子解説
もう27年くらい前の楽曲。
活動休止寸前の行き詰まったやりきれない気持ちを思い出す。
怒髪天の歌詞やメロディが再びお客さんやメンバー、そして自分自身の心を奮い立たせ甦らせてくれという祈り・願いを込めた曲。

＊上原子解説
もう作ったのは30年近く前(？)で、かなり古い曲なんですが、最近ライブでもたまに演るようになり、意外と今の自分達にしっくりくるというか。やっていて気持ちが入るというか。

デモでしか録っていなかったので、アレンジやメロ等も色々な部分が固まってなく、ライブで形作られていった曲です。
今回録音するにあたり、最初はきちんとクリック（メトロノーム）を入れてやってみたのですが、どうにも曲のウネリが出なくて。最終的にはライブ通り、せーので録りました。
やっぱりこの方がイイ感じ。

全体的にはアコースティックギターのストロークが入って、とてもフォーキーな暖かめなアレンジです。イントロの各楽器の絡み、間奏のドラマチックな展開が特に気に入ってます。